仏法は 人生の足元と行き先を 照らす光である
仏さまの種まき

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お釈迦様の悟りによって広まったこの真理の教えは、我々の人生の目的や意義を明らかにし、我々が成し遂げたいと思う目標や幸福の方向を示してくださる重要な指針であります。仏様の眼を仏眼(ぶつげん)と言います。仏様の眼から見た我々はどのように映っているのでしょうか。人間は自分で立派に立ち、歩んでいると思っています。しかし、仏様から観たら、私たちはいつも危なっかしく、歩むべき方向ではない方ばかりに行ってしまいます。「そっちじゃないよ こっちだよ」と手招きして下さっているのにもかかわらず、言うことを聞かない子どものようです。仏法の智慧はお灯明に例えられます。真っ暗闇を歩いている私達を、仏法というお灯明の明かりで道を照らしてくださる。そのおかげで、暗闇の足元が照らされ、進むべき道が分かり、進むべき方向が分かるのです。いつでもどんなときでも、仏様のお光・智慧をいただきながら、正しく真っ直ぐ歩んで参りましょう。