“お知らせ”
- 人生は自転車のようなものだ うまくバランスをとるためには 前進し続けなければならない
- 仏さまの種まき
人生を様々に例えることはよくあります。このアインシュタインの文章もその一例と言えるでしょう。まず、人生を自転車に例えています。仏教では、その伝播の経路や教えの内容によって釈迦の教えを乗り物に例えます。日本に伝わった仏教を大乗仏教と言い、大きい乗り物という意味です。次に、バランスと言う表現は、仏教には中道(ちゅうどう)という教えがあります。真ん中という意味ではなく、ちょうど良いとか塩梅、どちらにも偏らないという教えです。最後に、前進し続けるという表現には、菩薩の修行という仏教的な解釈ができます。悟りというのは山の頂上という意味ではなく、山を登り続けているというその過程、その運動そのものを仏・菩薩と言います。このように、真理の教えというのは実は人類共通ではないかと思うのです。
