分かるけど 分からんけど 面白い話を聞く この無駄は 人を輝かせる
仏さまの種まき

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仏教は「聞・聞く」という事をとても大事にします。仏法を聞くことを聞法といいます。本蔵院でも定期的に聞法会を開き教えを請います。聞法会では、分かる話ばかりではなく、ほとんど分からないという事もあります。さらには身を裂かれるような辛い想いになることもございます。本来聞法は、分かる話を聞くのではなく、自分を超えた話を聞くということなのです。自分が分かるような話には実は価値はなく、今まで自分の考えてきたことが、真逆であったと目を覚まされるような、そのような生きた話を聞かなければなりません。一見に無駄に思うような事が、実は大切であるというようなことはよくあります。心して歩んでいきましょう。