“お知らせ”
- 幸せを手に入れるんじゃない 心を手に入れるんじゃ
- 仏さまの種まき
仏教の一番の功徳とはなんでしょうか。それは一言で言えば「抜苦与楽」でございます。読んで字の如く、苦を抜き楽を与える、これが仏教です。九月は秋のお彼岸で、日常の忙しい心から平穏で心静かな心へと旅をしましょうという期間です。お彼岸は六波羅蜜(六つの智慧 布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)の実践をします。人間は幸せを手に入れたいからいろんな事や物を自分に加えていきます。また、心から楽しもうと思っていても、いつかこの楽しみが消えてしまうのではないかと心から楽しめなくなる、ということはありませんか。ですから、幸せを手に入れようとするのではなく、幸せを感じる心、つまり極楽浄土の心をいただくのがお彼岸の意義であり、本来我々が目指すべき心なのです。
