“お知らせ”
- 相手の目で見て、 相手の耳で聞き、 相手の心で感じる
- 仏さまの種まき
今年最後の発行になりました。大変な年となりましたが、師走は感謝の月と言われ、一年の締めくくりに年を振り返り、様々なご縁に手を合わせましょう。世界中が危機的な状況の一方で、人類が手を取り合い助け合った年でもありました。そういった時に大切なことが、「相手の立場に立つ」ということですね。これをアドラーは共感的理解と言っています。相手のことを自分の主観を入れずにそのまま受け入れるということですね。しかしこれが難しいのです。仏教でも人間の深層心理には「末那識(マナシキ)」という意識があって、常に自分と他者は違うという意識が働いていると言っています。それでも、相手を認め、心に寄り添い、相手の立場に立つということが大切です。そして、感謝の気持ちを持って新しい年を迎えてください。
