努力する人は希望を語り 怠ける人は不満を語る
仏さまの種まき

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明けましておめでとうございます。令和三年最初の発行でございます。私は常々、「人のせいにしない」と言うことをモットーにしております。どんな状況に置かれても、決断し行動したのは己自身であるという意識を持つことは大切であります。では、努力する人とはどういう人なのか。それは、努力をしているという意識さえない人のことです。逆説的ですが、目標に向かって正しく歩めている人はそれはもう努力ではないのですね。それに対して後者は、まだ不満を語る余裕があり、誰かのせいにし、何か都合の良い方法は無いものか、というように意識が散乱しています。これでは駄目です。仕事でも学業でも何でも良いのですが、それそのものになる、全集中していくということ。その境地に達した時、人は人のせいにすることなく、希望を語り、そして明るく悩めるものです。